シロアリは住宅の木材を食い散らし、気づかないうちに建物の耐久性を低下させてしまいます。とくに春から夏にかけての温暖な時期には、シロアリの活動が活発化するので注意が必要です。被害を放置していると高額な修繕費用が必要になるため、早めの点検・駆除が欠かせません。
そこで本記事では、天童市で信頼できるおすすめのシロアリ駆除業者を3社紹介します。ぜひ業者選びの参考にしてみてください。
アサンテ

| 会社名 | 株式会社アサンテ |
|---|---|
| 住所 | 山形県山形市西田2-3-5 |
| 電話番号 | 023-673-9667 |
アサンテは、シロアリ対策をはじめとした住宅メンテナンスの専門業者です。調査からアフターサービスまで責任を持って自社スタッフが対応しており、施工品質の高さが強みです。
ここでは、アサンテの特徴や魅力をくわしく紹介します。
全国シェアNo.1を誇る専門業者
アサンテは、シロアリ防除・住宅メンテナンス業界において、全国シェアNo.1を誇る専門業者です。創業以来、55年以上にわたりシロアリ対策を中心とした住宅保全事業を展開しており、住まいの安全を守り続けてきました。累計施工実績は60万件を超え、信頼性の高さと実績の豊富さは業界でも群を抜いています。
また、アサンテの強みは規模の大きさだけでなく、全国64カ所に営業拠点を展開している点にあります。地域に根差したネットワークが整っているため、天童市を含む山形県内でも迅速な対応に期待できます。
大手ならではの優れた技術力に加えて、地域密着のきめ細かなサービスが魅力です。
確かな施工と手厚いアフターサポート
シロアリ防除は、素人には難しいとされています。市販の殺虫剤などではシロアリが生息している木や土の中まで効果が届きにくいため、専門業者による木部処理と土壌処理が欠かせません。アサンテでは、公益社団法人日本しろあり対策協会が公表している防除処理標準仕様書に準じて、住まいの状況に応じた最適な施工方法を提案しています。
まず、最も被害に遭いやすい木材については、シロアリ用の木材を全域に吹き付け処理することで、シロアリから建物を守ります。さらに、床下地面には薬剤のバリア層をつくりだすことで、シロアリの侵入を防ぎます。
そのほかにも、浴室や玄関、勝手口などのふさがれている部分に関しては、床上から防除処理を行います。このように、徹底的にシロアリ防除を施すことで、シロアリによる甚大な被害から家屋を守っています。
さらに、施工後のアフターサービスも充実しており、保証期間中は年に一度定期点検を実施しています。単なる駆除にとどまらず、将来を見据えた手厚いサポートが受けられます。
無料で床下診断を実施
アサンテでは、施工前に無料の床下診断を実施しています。1時間ほどの短い時間で的確な調査が受けられます。
普段なかなか目にすることのない床下は湿気がこもりやすく、シロアリの被害を受けやすい場所です。一度シロアリが建物に侵入してしまうと被害が急速に拡大してしまうため、早めの調査が肝心です。
アサンテの自社スタッフが実際に床下に入り、隅々までチェックしてくれるため、自分では気づけない小さな異変も早期に発見できます。
マック

| 会社名 | 有限会社マック |
|---|---|
| 住所 | 山形県天童市大字蔵増甲660 |
| 電話番号 | 023-654-7881 |
マックは、天童市に拠点を置く害虫駆除業者です。創業以来30年以上にわたり、シロアリ駆除を中心にゴキブリやネズミなど幅広い害虫駆除を手掛けてきました。
ここでは、マックの特徴や魅力をくわしく紹介します。
山形に根差した地域密着型の専門業者
マックは、山形エリアに密着してサービスを展開する害虫・害獣駆除専門業者です。全国展開の大手業者とは異なり、地元の気候や環境に合わせたきめ細やかな対応が強みです。山形県は寒暖差が大きく、湿気がこもりやすい特徴があるため、床下や木材の状態に応じた適切な施工が欠かせません。
地域特有の被害事例を熟知しているマックなら、環境に合った施工方法を提案してくれるため、安心して依頼できます。相談から施工までスピーディーに対応してくれるのも、地域密着ならではのメリットです。
安全性に配慮した施工
シロアリ駆除では薬剤を使用するケースが多いため、施工の安全性が重要になります。マックでは、日本しろあり協会が認定した、人やペットへの影響に配慮した薬剤を使用し、丁寧な施工を行っています。健康への影響を最小限に抑えられるものを採用しているため、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心です。
また、施工前にはしっかりと現地調査を行い、被害状況を詳細に確認してから最適なプランを提案してくれます。家屋や家具が汚れないようにしっかりと養生してから施工開始してくれる点も安心材料のひとつです。
被害状況にもよりますが、一般的な住宅であれば1日で施工完了します。長年培ってきた技術と経験を活かした丁寧な仕事ぶりは、多くの利用者から高く評価されています。
安全が続く充実したアフターフォロー
マックでは、施工後のアフターフォロー体制も整っています。シロアリ駆除は一度施工すれば終わりではなく、その後の再発防止が重要です。マックは5年間の保証制度を設けており、施工後3年目と5年目に無料の床下点検を実施しています。
また、毎月1回の点検・施工を行う「年間契約プラン」も用意しています。恒常的に害虫やネズミがいない状態を保つことができ、飲食店や食品工場を中心に人気を集めています。
中央白蟻研究所

| 会社名 | 中央白蟻研究所 |
|---|---|
| 住所 | 山形県山形市瀬波2-2-4 |
| 電話番号 | 0120-187-064 |
中央白蟻研究所は、天童市をはじめとする山形県内で長年にわたりシロアリ駆除や害虫・害獣駆除を行ってきた専門業者です。地域密着型のスピーディーな対応と確かな施工技術により、多くの利用者から信頼を集めています。
ここでは、中央白蟻研究所の特徴や魅力をくわしく紹介します。
地元企業ならではのフットワークの軽さ
中央白蟻研究所は、地域密着型ならではのフットワークの軽さが強みです。相談から現地調査、見積もり、施工までスピーディーに対応してくれるため、急を要するシロアリ被害でも安心して任せられます。
シロアリによる被害は知らない間に進行し、住まいの寿命を縮めてしまいます。大切な住まいを守るためには、シロアリの侵入になるべく早く気づくことが重要です。
「たとえば、壁や柱、敷居などをたたくと空洞のような音がする」「敷居や床板を歩くとブヨブヨと柔らかい感触がする」などの気づきがあれば、早めに専門業者に相談することをおすすめします。中央白蟻研究所では、24時間体制で相談を受け付けているため、気になることがあればすぐに連絡できます。
専門資格を持つ経験豊富なスタッフによる安全な施工
中央白蟻研究所には、シロアリ防除施工士などの専門資格を持つスタッフが多数在籍しています。地元出身の経験豊富なスタッフが被害状況や建物の構造に合わせて、最適な施工を提案してくれます。資格に裏打ちされた確かな知識と技術力が強みです。
また、使用する薬剤にもこだわっており、植物天然成分由来の薬剤や低臭薬剤を採用しています。家屋や健康への被害を最小限に抑えられるため、小さなお子様がいる家庭でも安心です。
あらゆる害虫・害獣駆除に対応
中央白蟻研究所では、シロアリ駆除のほかにも、新築時の予防施工やシロアリの付帯工事全般も請け負っています。また、シロアリだけでなく、ゴキブリやダニ、ハチなどの害虫からネズミ、ハクビシンといった害獣まで、あらゆる被害に対して対応可能です。
複数の被害が同時に発生しているケースでも、一貫して任せられます。徹底した害虫・害獣駆除により、住まい全体の安全を確保することができます。
天童市のシロアリの特徴
天童市は内陸性の気候で寒暖差が大きく、冬の積雪と春〜初夏の湿気が重なっているのが特徴です。家の基礎や床下にも湿気がこもりやすく、水の含有率が上がることでシロアリの動きも活発になります。
羽アリの群飛は、被害が出始める合図と考えてもよいでしょう。たとえ見た目に異常がなくても、季節の節目で点検を入れておくと安心です。
地域の住宅事情を踏まえると、古い木造だけでなく、リフォーム済みの住まいでも注意が必要です。見えない下地や取り合い部に木材が残っていれば、鉄骨造やRC造の住宅でも被害は起こりえます。
小さな変化を放置せず対策に動くことが、長持ちする住まいづくりの基本です。
気候とシロアリ発生リスクの関係
積雪も多い山形県に位置する天童市ですが、雪解けの時期は土壌の含水が高まり、また梅雨で湿度が上がると床下の通気不足問題が表面化してきます。夏は高温多湿で木部が柔らかくなり、秋は表面が乾いても内部が遅れて湿ったままという問題も起きますが、これはシロアリにとって格好の活動場所ともいえます。
換気経路を確保する、防湿シート設置や土間打ちを検討する、雨水の処理(勾配・集水)について見直すなど湿気を下げる対策が効果的です。
天童市で主に見られるのはヤマトシロアリ
天童市で主に見られるのは、寒冷地にも適応するヤマトシロアリです。土中や基礎の熱だまりを利用して越冬して、4月下旬から6月上旬にかけて群飛が集中します。
とくに、無風で湿度の高い午後〜夕方の時間帯には注意が必要です。窓際に羽根が落ちている、建具の隙間に粉状の排出物があるといった現象が見られれば、活動している可能性が高いといえます。
群飛期に点検を行うとシロアリの発見率も上がるため、予防計画づくりにも向いているでしょう。
住宅構造にかかわらず被害リスクがある
木造住宅では土台・大引・浴室や洗面まわりの建材に被害が集中します。また、鉄骨造やRC造であっても、フローリングの合板や胴縁・下地など有機材が介在すると被害は起こりうるため油断できません。
リフォームや空き家管理で注意すべきポイント
空き家や古民家は密閉されて通風が止まりがちなので、床下の湿気が慢性化しやすい傾向にあります。そのため、解体初期の段階で床下と柱を確認して、優先的に補強する計画が必要不可欠です。
水回りについては、配管貫通部の止水・防水シール加工、また防湿処理を進めることで再発のリスクを抑えられます。季節の変わり目ごとに必ず確認するなど、習慣化させることで適切な管理を実現できます。
シロアリ被害事例と修繕費の目安
シロアリ被害がよく見つかる場所として、玄関の框下・勝手口・浴室の土台・和室の畳寄せ下などが挙げられます。軽微な被害であれば部分的な処置や予防のみで食い止められますが、柱にまで深く進行していると、根継ぎや補強作業も必要となり大きなコストがかかります。
床鳴りや建具の立て付け不良はすぐに気付けず、遅れて出てくる症状です。年に1回の専門点検や、季節ごとのセルフチェックを欠かさず行うことで、被害は最小限に抑えられます。
天童市で行われている防除・点検サービス事情
地域密着型の施工店は、群飛期や雪解け期を見据えた的確なシロアリ対策の提案が得意です。ベイト工法やバリア工法の使い分け、既存被害部の確実な処置と予防施工の同時実施、調湿材・防湿シート・換気ファンの併用など住まいに合わせた設計で耐久性を高めます。
施工後は写真付きの報告・再点検時期のお知らせといったサポート面も充実している業者が多いです。冬に計画して、春から対策を実行するリズムをつけておくと、費用と手間のバランスも取りやすくおすすめです。
基礎断熱・床下密閉タイプ特有のリスク
比較的寒冷地でもある天童市は、基礎断熱や床下密閉タイプの住宅が多い傾向にあります。外気の流入が少ない分、内部の水蒸気が滞留しやすい構造です。
断熱材の裏側配管の保温材裏に結露が生じると、目視できない位置で木部や合板がゆっくりと湿っていきます。この環境はシロアリにとっても過ごしやすく、正しく予防しなければ大量発生のリスクがあるのです。
換気を止めたまま冬場に加湿をしすぎたり、浴室やランドリールームの湿気を対策しなければ、シロアリが好む環境へと一気に進行します。必要に応じて、換気量の見直しや防湿コーティング、結露の改善などを合わせて検討しましょう。
シロアリが好む土壌が整っている
天童市では、扇状地~河川沿いで地下の水位や湧水点が地点によって異なり、土を含んでいる宅地は保水性が高く乾きにくいのが特徴です。そのため、梅雨や雪解けの時期に含水が長期化すると、シロアリの巣や通り道の形成が促進されやすいです。
敷地の高さや側溝の勾配などを点検して、雨水の迂回路を確保しつつ床下の滞水を防ぐことが、シロアリ発生防止には効果的になります。
温泉エリアの地中温度や地下水がシロアリの好む環境
天童市には有名な天童温泉がありますが、その周辺の地中温度と地下水位は相対的に高くなっており、冬季も土壌が冷え切りにくいのが特徴です。これはヤマトシロアリの越冬にも有利に働いて、春に活発になる時期が早くなる傾向にあります。
冬の時期に排水の動線や床下の含水変化を重点的に点検しておき、春になってもシロアリが発生しづらい環境を整えておくことが重要です。
シロアリが出やすい家の特徴
発生リスクは地域だけでなく、家の造りや過ごし方で変わります。たとえ見た目がきれいでも、床下が常時湿っている、過去リフォームで隙間が増えているなど、シロアリが好む環境になっていると被害は静かに進行していきます。
複数の要因が重なるほどリスクも高まるため注意しましょう。該当箇所を一つずつ確実に解消することが、長持ちする住まいづくりのコツです。
床下の湿気・通気不足がある家
換気口が少ない、基礎形状が複雑、地面が土のままなどの条件下では、床下湿度が常に高まってしまいます。断熱改修によって気密性が高まった住宅は、従来よりも計画的に換気を意識しないと内部結露が起きやすくなります。
防湿シートや土間打ち、換気経路の確保などを見直すことで適切な湿度管理ができるようになるでしょう。
庭木やウッドデッキが住宅に接している家
枯れ枝や腐朽材、薪置きや朽ちたデッキ材などはシロアリの住処や中継地点になりやすく、地中から建物への導線を作っていきます。これらを定期的に点検して、防蟻対策を施しておくことで、侵入確率は大きく下げられます。
雨漏りや水漏れを放置している家
屋根や外壁、バルコニー・給排水管からわずかな漏水は、見えない箇所で建材を長期間湿らせます。表面が乾いていても裏では腐朽が進み、色の濃淡やカビの臭い、指で押すと柔らかいなどのトラブルが起きたら早期対応が肝心です。
原因の補修はもちろん、周囲の防蟻対策も進めることで効果は高まります。
防蟻処理や点検を10年以上行っていない家
薬剤を使った防蟻対策の有効期間は一般に5〜10年とされています。前回の施工記録が曖昧な場合、現況点検→重点処置→再点検スケジュール化の順で整理をしておきましょう。
その際、床下や基礎の状態を写真で残しておくのがおすすめです。施工担当が変わっても、的確な施工を実施しやすくなります。
点検がしづらい家
点検が物理的に難しい住まいでは発見が遅れやすく、気づいたときには被害が進行しているパターンが目立ちます。床下に点検口が無い、押し入れや収納の荷物で開口が使えないなど、このような条件は見えない進行を許してしまいがちです。
まずは点検の動線を確保して、最低でも水回りからアクセスできるように計画すると、早期発見の確率は大きく上がります。点検が難しい家こそ、写真付きの定期報告や含水の測定をルーティン化しておくのもおすすめです。
状況を直接確認できる環境を整えることが、シロアリ被害の最大の抑止策になります。点検導線が確保できていない場合、毎日少しずつの掃除で環境を整えておきましょう。
段ボール・紙類・畳などを長期保管している家
段ボールや紙類・畳などを長期保管していると、湿気を吸った紙の繊維や糊、薄い木質がシロアリに真っ先に狙われる餌になります。とくに外壁に面した北側の収納、結露が出やすい窓下周辺の置き場などは要注意です。
保管は棚上げ・樹脂コンテナなどで床から離すことを徹底して、湿気が残る品目は持ち込まないのが基本です。季節が切り替わるタイミングで中身を動かしてみるだけでも、においや変色・粉状の異物といった初期サインに気づきやすくなります。
外に置いた段ボールや木箱、園芸用の木製プランターもシロアリの中継地点になりやすいので、建物から距離を取り、劣化しているものは速やかに処分しましょう。日頃のメンテナンスを面倒くさがらず、着実にこなしておくことで、快適な住まいを長続きさせられます。
まとめ
今回は、天童市で豊富な実績を持つシロアリ駆除業者を紹介しました。シロアリは、住宅に深刻な被害を及ぼすだけでなく、進行が目に見えにくい点が厄介です。シロアリ対策を検討している方は、なるべく早めに専門業者に相談することをおすすめします。
業者を選ぶ際にはコストだけでなく、これまでの実績や利用者の口コミを参考にして総合的に判断することが重要です。予防から駆除、アフターサポートまで手厚く対応してくれる業者であれば、信頼して任せられます。
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